腐女子が主人公の映画

数少ない腐女子を扱う映画

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映画の題材は、無数とも言えるほどたくさんの種類があります。
しかし、腐女子を扱っている映画はこれまでほとんど存在していませんでした。
それだけ、世間一般の認知度がないということなのでしょうが、今ではいくつかの映画が腐女子を取り上げています。

その中でも、この「腐女子彼女。」は、腐女子を主人公にしていて、かなりこの世界をクローズアップしている映画なので、貴重な1本と言えると思います。

(参考記事)
腐女子彼女。|ウィキペディア

ぺんたぷによるブログがネタ元となっていて、同人誌や単行本、DVDにもなっていました。
そして、2009年には待望の映画化がなされ、この世界ではかなりの話題になりました。

もちろん、全国の映画館で上映されたわけではありませんので、一般の方の認知度はないかもしれませんが、腐女子にとっては衝撃的な発表だったことでしょう。
DVDでも観ることができるので、今でも私はたまに鑑賞しています。

オタクな彼女と彼女に翻弄されるボーイフレンドの話

この「腐女子彼女。」という映画は、男子大学生の諏訪ヒナタが、前から気になっていた白崎ヨリコに告白すると、OKの返事が出て付き合うことに。
しかし、その際に、ヨリコは自分が腐女子であることを告白します。
その時は、いまいち腐女子とはなんのことが理解できなかったヒナタですが、付き合っていくうちにそのディープな世界を知ることになります。

デート先に執事喫茶を選んだり、一緒に観るDVDや漫画はそれ系のものだったりして、ヒナタはかなりのショックを受けることになるのです。
しかし、そのヨリコの影響が徐々にボーイフレンドにも及んでいって、ヒナタもこのオタクの世界にのめりこんでいく、というストーリーとなっています。

オタク、特にボーイズラブの世界を初めて見るヒナタにとっては、かなりの衝撃だったようで、最初は引いたいたものが、次第にのめり込んでいく様子が面白いですね。
腐女子と一般の男子の温度差を見ることができて、ちょっと興味深いところもあります。

これからこういう映画は浸透していくのか

腐女子を取り上げている映画はかなり少ないですが、これからボーイズラブの世界が世間に浸透していくのか関心がありますね。
もちろん、すべての層に受け入れられるとは思いませんが、いわゆるオタクの世界はかなりオープンになっているので、少しは認知度が上がっていくんでしょうかね。

特に、映画公開となるとかなりの人気がないと、漫画などから映画化されることがないので、いかにファンが増えていくかがポイントだと思います。
女子の間では結構広がっている腐女子層が、これからどこまで伸びていくかがポイントとなりそうですね。

 

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