今月は激務です

なぜか忙しい時とそうでない時とがある

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基本的に総合病院の看護師の仕事は忙しく、毎日バタバタと走り回っているのですが、なぜかいつにも増して忙しい時とそうでもない時とがあります。
それで言うと、今月はかなり忙しく激務の月となっています。
担当する患者さんの数も多いのですが、何よりいろいろな処置を必要とするケースが増えていて、一件当たりの仕事の量と複雑さが増しているような気がします。

たまたま難しい状態の患者さんが固まっているだけなのでしょうが、時期によってこういうこともあります。
激務の時は、本当に目が回るような毎日で、のんびりと患者さんとのコミュニケーションを取ることができません。
もちろん、いくら忙しくても、ミスが起こっては大変ですから、しっかりと点滴や処置の確認作業を行い、確実に業務を行うようにしています。

なんとなくぴりぴりする仕事場の雰囲気

激務の時は、どうしてもナースステーションもぴりぴりした雰囲気になります。
お互い余裕がないので、引き継ぎの際にも無駄なことを交えず、必要事項だけを淡々と渡していくだけになりますし、看護師同士のおしゃべりもなかなかできません。

もちろん、休憩時間はあるのですが、どうしてもフルで休むことができず、急いで食事だけとってまた仕事に戻るという感じになってしまいます。
しっかり昼休みを取れないと、精神的にも何となくのんびりできずに、疲れが早いですね。

そうは言っても、看護師同士のぴりぴりした雰囲気を患者さんに伝わってしまうようでは、患者さんに良くないので、病室を回る際には、笑顔でさわやかに対応するようにしています。

それでも、私たちがかなり忙しそうにしているのは分かるようで、長く入院している患者さんなどは、気遣いの言葉をかけて下さいます。
そうした温かい言葉は、私たち看護師にとって本当に癒やしの言葉となりますね。

忙しいなりにやりがいを感じられる

仕事が山のようにあると、精神的に疲れてしまうこともありますが、一方で充実感もあります。
毎日忙しくしているので、一日が終わると、なんだかしっかりとやるべきことを成し遂げたという思いになれるのです。

それに、仕事がたくさんあると、効率的に業務を回していかないといけないので、工夫して仕事をするようになります。
そんなことを続けていくと、効率の良い仕事の仕方を見つけることができることもあって、ささやかな喜びを感じられますね。

また、以前だったらできなかったようなことが、経験によってうまくできるようになっているのを実感できるので、自分が成長しているという感覚も持てます。
いろいろと激務の毎日からもやりがいを感じることができていますので、たまにはこんな時もいいのかな、と思っています。

 

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