そもそも腐女子とは

結構幅広く使われている言葉

最近、腐女子が増えているような気がします。
私は結構前からその傾向があったのですが、周りにはあまり同じ趣味を持っている人はいませんでした。
しかし、最近は女の子同士で集まると、自分が腐女子だという言う子が何人かいるようになってきて、結構この世界が浸透してきているのかな、と感じています。

腐女子とは、いろいろな意味を持っているかと思います。
一番広い意味は、オタクの女子ということでしょう。
アニメやゲーム、フィギュア、同人誌系の漫画などをこよなく愛するオタクです。
オタク男子のように、見た目に表れないことも多いので、隠れオタク女子は結構多いのではないでしょうか。

そして、ダークな腐女子とも言えるのが、ボーイズラブ好きな女子でしょう。
男の子同士の恋愛をメインにしたコミックやアニメにはまっているということで、腐った女、腐女子と自分たちを呼んでいます。

腐女子であることを隠していることがほとんど

オタク男子は、結構な割合でそのオタクぶりをさらけ出していますが、腐女子の場合は、ほとんどの女子がボーイズラブ好きということを隠していると思います。
やはり、人前、特に男子の前でそんなことを明かすのは恥ずかしいですよね。

その分、腐女子同士でのつながりはかなり強く、しっかりとしたコミュニティーができています。
腐女子ばかりが集まるとすごいですよ。
他の人たちに聞かれないようなところで集まって、そっち系の話で盛り上がると、相当な熱気を帯びてきます。

一度、普通の喫茶店で腐女子仲間が集まった時は、周りの人たちが私たちの話を聞いて、相当引いていたのを雰囲気で感じ取りました。
それ以降は、この話で盛り上がりたいときは、他の人に聞かれないようなところで、会合を持つようにしています。

まだまだこっち系の作品が少ない

いわゆるオタク系の漫画やアニメは、日本ではかなりあふれています。
しかし、ボーイズラブの作品はまだまだ少ないので、限定されてしまいますね。

作者先生があまり多くないということもあるのでしょうか、しっかりと単行本などの形で出版される作品は数えるほどです。
もちろん、ネット上にはたくさんの個人作品がありますし、同人誌もたくさんの種類があります。
しかし、一般に販売される作品となると、まだまだ少ないなあ、という感じです。

そのため、コミケなどのイベントがあると、腐女子はたまらないですね。
気になる作品をゲットするために、必死になって会場を動き回ります。
イベントがあるときも、腐女子仲間が集まる貴重な機会ですので、全国からたくさんの女子が集まって盛り上がります。
これからさらに腐女子の世界は広がっていくのではないかと思います。

 

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